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- 現役ボディビルダーが執筆
- ボディビル歴8年(2016年~)
- 2018年湘南オープンボディビル優勝
- 資格:NASM-PES(全米スポーツ医学協会)所有
- パーソナルトレーナーの経験
・筋トレは毎日やらないと意味ない?
・筋トレ毎日は逆効果?
本記事では、こんなお悩みを解決していきます。
こんな方にもおすすめ
・筋トレで効率よく筋肉つけたい
・毎日筋トレは気が重い
・筋トレ毎日やらなくて良い理由を知りたい
結論を先に言うと、
筋トレを毎日することは逆効果。毎日やってしまうといずれ後悔する日がやってきます。
この記事を読んでいる方の中には、
筋トレで体型を良くしたい、 筋肉を効率よくつけたいと思っているか方がいるかと思いますが、
そんな方にとって、筋トレを毎日やるという行為は筋トレの効果をマイナスにしてしまう可能性が大です。
筋トレで効率良く成果を出したい方は是非この記事をご覧ください!
本記事でわかること
・筋トレを毎日やると逆効果の理由
目次
筋トレ毎日やると逆効果は嘘じゃない!やると後悔する2つの理由
筋トレを毎日できてしまう=負荷が足りない
まず筋トレについて、運動ガイド2023によると以下の通りです。
筋力トレーニング(筋トレ)とは、負荷をかけて筋力を 向上させるための運動であり、
日常生活レベル以上の負荷で筋トレを行い、少しずつ負 荷を高めていく(=漸進性過負荷の原則)ことが重要です。
つまり、筋トレとは「普段味合わないような刺激を筋肉に与えることで筋肉をさらに強くしていく」という事です。
ここで質問ですが、
例えばスクワット10回が楽にできる人がいたとして、その人がスクワットを1日10回を1か月間毎日できたとします。
果たして、この人の行為は筋トレに該当するでしょうか?
答えはもちろん「No」ですね。
なぜかと言うと、この人にとって筋トレの負荷が足りないからです。
言い換えると、「毎日できるような筋トレ=負荷が足りないような運動」、結果として”筋トレの効果がでない”となります。
これが、毎日筋トレすると逆効果の理由の1つです。
筋トレ毎日やる=筋肉に疲労が溜まって回復しない
筋トレを毎日やると筋肉に疲労が溜まってしまい、筋肉が回復しないことで筋トレの効率が悪くなることがあります。
筋トレは少しずつ負荷を高めていくことだと説明しましたが、筋トレを毎日行っていると筋肉には確実に疲労が蓄積され、そのまま疲労を我慢してまで続けてしまうと、大きな神経疲労にも発展する可能性があります。
このような場合、ケガのリスクが高まったり、睡眠の質が悪くなることで日常生活に支障がでてしまうことさえあります。
筋トレの効果を出すには筋肉と神経を休めることが必要ですので、「筋トレ毎日やる=筋肉が回復しない」、結果として筋トレの成果が出にくくなるという事態に陥ります。
具体的な筋トレの頻度
筋トレ初心者向け
どの筋肉を鍛えたいかによりますが、筋トレ始めたての頃は筋肉痛になることが多いため、同じ部位を鍛える場合は筋肉痛が完全に治ってから筋トレをするようにします。
基本的な考え方として、一部位あたり中3日~4日は開けるようにしたいです。
例)胸、背中、脚を鍛える場合
胸→ 背中→ 休み→ 脚→ 休み・・・のサイクルを繰り返すやり方です。
この場合、各筋肉は中4日で繰り返すことになりますので、無理なく筋トレすることが可能です。
自分の鍛えたい部位、週何回筋トレできるかに応じてサイクルを組むといいですね。
筋トレ中級者以上
「2on 1off」がおすすめです。
これはどういうことかというと、2日筋トレ(2on)して1日休む(1off)を繰り返す方法になります。(筋肉界隈で有名な「山本義徳さん、持田教利さん」もおすすめのサイクル)
具体的には、
筋トレ→筋トレ→休み→筋トレ→筋トレ→休み・・・のようなイメージ。
どのような分割にするか次第ですが、基本的な考え方として、一部位あたり中4日~5日は開けるようにしたいです。
筋トレに関する誤解
「分割法(スプリットルーティーン)であれば毎日筋トレしても問題ない」
という情報をたまに見かけますが、この考え方はあまり推奨されません。
分割法とは、一度に全身を鍛えるのではなく、1回1回鍛える部位を変えて筋トレする方法になります。
例えば、胸、背中、脚、肩で部位わけして毎日筋トレする場合、以下のように
1週間のうち1日も休みを入れずに筋トレすることになるわけですが、これはかなり危険な方法です。
筆者はこのやり方を1か月やったことがありますが、肉体的疲労のみならず、精神的(神経)疲労に襲われて睡眠の質も悪くなり日常生活に支障をきたした経験があります。
これをいわゆる「オーバーワーク症候群」と言いますが、頑張り屋さんほど陥りやすいものですので注意が必要です。
まとめ
本記事の内容
・筋トレを毎日やると逆効果の理由
軽く体を動かしたい目的で運動を毎日やるのは問題ありませんが、筋トレで成果を出そうとして毎日やるのは得策ではありません。
筋トレを毎日やりたくなる気持ちはわかりますが、筋肉の成長には休養が大切ですので、休養が良い事だと考えながら筋トレをしていただければ精神的にもプラスに働くかと思います。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。